第二次世界大戦に負けた日本へ昭和21年(1946年)に連合軍が漢字の制限と廃止を求めてきた。その要求に応じるように当用漢字表を作成した。そして時が経過した昭和56年(1981年)に常用漢字表1945字として発表した。
この1945字の漢字の成り立ちと意味を解説した漢和辞典です。一般的な漢和辞典とは読み方や字数を解説していますが、漢字の字の生い立ちを詳細に語られているので漢字が好きになるかもしれません。本当か?という疑問が生じることもありますが、反論するだけの知識がありません。
この常用字解には「枕」という漢字が掲載されていません。常用漢字表1945字には無いのです。そんな馬鹿な・・・と思うのですが平成22年(2010年)に常用漢字表は196字(枕も入っている)追加されて5字削除されている。改定にともない本書の常用字解も2版が出版されている。
そして老という字が気になるので本書には
髪の長い人を横から見た形と人が逆さまにした形(横たわっている死者の形)から成り立っている。この場合いは死に近いという意味をあらわしているそうだ。やっぱりなぁ・・・死に近いか・・・。
PS
オイラはこの常用漢字表1945字で十分だと考えていたのだが、本好きで収集癖があるので常用字解2版も買ってしまった。
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