写真集を買った。届いた封筒には「郵便料金不足のお知らせ」が貼ってあった。60円という切手が我が家には無かった。仕方が無いので郵便局の窓口まで支払いに行った。
窓口で60円を支払ったら「お待ちください切手の領収書をお渡しします」と係の人が
料金トレイを差し出した。切手の領収書と現金120円がのせてあった。
このままオイラが120円を小銭入れに入れてもよい・・・と一瞬考えたが
「120円のお釣りは要らないよ」と正直に申し出た。
「え~!わたし・・・お金私が出しました?」
「!オイラの金ではない」
「え!私は出していないと思うますけど!お客さんトレイの上で小銭入れを」
「オイラの前のお客さんがお金を取り忘れたんじゃないの」
「いえいえ!前のお客さんはお金を扱っていません!」
「待ってください」と奥の机に座っていた人が声をかけて、
「今から現在までのレジの現金残高が合っているか確認をします!お客さん待ってください」
さあ、それから二人はレジのお金を1万円札が何枚!5千円札何枚千円札と
二人で確認し合っている。 オイオイ!札から調べるんかい・・・
郵便局にはお客さんが次々やってくる。
「現在までのレジの現金残高はピッタリとあっている」と言われた。
そしてもう一人の係の人もやってきて奥の机でごそごそやりだした。
「お客さん!今ね!窓口の手元だけの防犯カメラを調べたらお客さんの手からお金が出ています」
ええええ!そうなの?ええ!本当に・・・。
オイラが120円を出していた?記憶にない?
冷や汗と顔が赤くなってきて平謝りで逃げて帰ってきた。
自分自身が一番信用できない人間になったようだ。
窓口は停滞するし、人騒がせな客だと思っているよなぁ・・・恥ずかしい。
クロネコヤマトのパスワードといいオイラはどうもボケが始まったようだ。
しかし窓口には手元だけの防犯カメラが、ちゃんとあるんだ。知らなかった。
PS
不足分の切手の料金を払わない人もいるんじゃないかと思うのだけど、放置されたらどうするんだろう?昔は差出人に返した記憶があるが・・・今では不足でも配達されるのだ。
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