堀秀彦編集  日本の名随筆34「老」作品社1985年刊1200円+税

天野忠詩集「桃の花」

ある日
ポロリと歯が抜けて
御飯の中におちた。
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詩は続きます
冒頭の、この一編の詩を読むことだけでも老いの実感が身につまされます。


オイラの母親は毎日「歳を喰うと、ひとつも良い事は無い」と口癖のようにつぶやいていた。オイラも実感しています。
老いは確実にドンドンやってきて、死で完結します。生きているすべての定めです。分かっているけどね。
PS
47人の作家が自分の老いを語っています。

 

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